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銀の鎮魂歌(レクイエム) (KAREN文庫Mシリーズ)

価格:¥ 600
銀の鎮魂歌(レクイエム) (KAREN文庫Mシリーズ)
定価:¥ 600
価格:¥ 600
著者: 吉原 理恵子 
(出版社)日本文芸社 / 2007-09-21
発送可能時期:通常2〜5週間以内に発送
売上ランキング:114472
売上おすすめ度:
 
カスタマーレビュー:
  • おすすめ度: 泣きました
    二重螺旋やくされ縁から知った吉原理恵子さんの本は「…」「、」が多くて読みにくいし、話が あっちへとび こっちへとびしてわかりにくかったので、これもそうなのかなと覚悟していたのですが違いました。読みやすい。現在 書かれている話と同じく、登場人物それぞれの思いもしっかり書かれています。

  • おすすめ度: う〜ん、すばらしい。。。
    物語はキラが疲れきったその身体で故郷に舞い戻ってくるところからはじまります。
    かつては王ルシアンの幼馴染、そして寵童として栄華を極めたキラでしたが、今ではその日暮の吟遊詩人の身の上。
    その数奇な運命の裏には、人々のどんな思惑があったのか。
    誰もが弱く悲しい生き物であったがゆえに、ただ一人犠牲となってしまったキラの最後の決意とは。

    おそらく一度この世界に入り込んでしまったら、抜け出すことは出来ないのでは。
    ちなみに私はスタバで本作品を読み始めてしまい、もちろんスタバで読了。
    クライマックスは鼻水垂らして号泣でした。まぁそれだけよい作品に出会えたということで笑。

    予定調和の部分ももちろんあります。
    だけど面白い。
    たぶんそれすら本作品の面白さの一つなのではないかと。
    読者がこうなって欲しいと願う展開で、しかし要所要所、裏切っていく。
    とにかく多くの人に読んでほしいなぁと思う作品の一つです。

  • おすすめ度: 名作中の名作です!
    中学生のときに読んで、そのときもルシアンとキラが手を重ね合わせるシーン、手紙を読んで絶望するシーンなど、とても美しく、悲しく、心に残る作品だと思っていました。
    いつしか時は流れ、30歳過ぎて読み返しても、やはり同じシーンで心うたれ、なんともいえない余韻の残る作品。吉原さんの作品のなかでも珠玉の名作だと思います。

    娘が私がJUNEにはまったようにBLにはまったら、それなりに複雑な気持ちだとは思うのですが、この作品は絶対に読んでもらいたいなあ、って思っております。


  • おすすめ度: 儚く美しい物語。
    この作品は私が初めて読んだBL作品でした。当時はBLという言葉もなく、単にJUNE作品という括りだったような気がします。
    JUNEという言葉も知らず、ただ単にあらすじを読んで、内容が面白そうだと思い手に取ったのが、吉原作品との出逢いでした。
    よけいな先入観がなかったのがよかったのか、普通の物語として面白かったのを憶えています。
    イリスがジェナスに送った手紙をルシアンが見つける辺りになると涙が止まらなくなり、読みおわるころには、何度読んでも号泣でした。
    そんなものだから本もダメになってしまい、読めなくなってかなり経ちます。
    再度出版されたと知って即注文。読み直してみたところ、またもや同じところから涙が止まらなくなりました。
    何年経っても色褪せない感動。本当にいい作品に出逢えて幸せです。
    ガキ領シリーズもこんな感想を与えてくれるといいのですが(なにしろ十年経っても終わってないどころか、進展もしてませんから。まああれはあれで面白いけど…笑)


  • おすすめ度: 吉原BLの白眉
    これをJUNEと呼ぶか、BLのカテゴリに入れるかは、多分読者の年代層によって微妙に分かれるのではないだろうか。
    儚く美しいキラにどこまでも執着し、それ故に憎まなければならなかったルシアンと、ただひたすらにルシアンを求め続けるキラ。
    たった一つの誤解が、周りのすべてを悲劇の歯車へと巻き込んでいってしまう。
    詩的な文章で淡々と綴られるが故に、読んでいてどこかギリシャ悲劇を思わせるような重厚さをも感じさせた。
    お約束のハッピーエンドではないし、全編に漂う叙情的な雰囲気は、もしかしたら読者を選んでしまうかもしれない。
    それでもこの「銀の鎮魂歌」が、「間の楔」と並んで、吉原世界の双璧であることは、間違いのない事実だと思う。

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