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2008 | 03
2007 | 09 | 10 | 11
オペラ  
2007年10月31日(水曜日)
★トスカ大騒動★ 15:56   accademiacanto 
今シーズンの幕開けは10月30日からの【トスカ】。
10月28日のゲネプロに子供をつれて行ってきました。

今回のトスカは【スカルピア】で問題があり、ゲネプロ当日まで色々もめていました。

まず第二キャストのスーリアン。
イタリア中の歌劇場からひっぱりだこの何でも歌う正統派バリトン。(歌手たちの間での批評はさまざまですけど・・・)

ベッリーニ歌劇場も彼をお気に入りだったのに、消えました!突然!

同じ時期にパルマ歌劇場で歌っていて、リハにも遅れて到着した彼は、とりあえず無事リハを終え、すべてがOKと思いきや、なかなか契約書にサインをせず、毎日逃げ帰り。

それでもまさかドロンするとは誰も思わず、何日か過ぎ、誰にも何にも言わずに消えてしまったのです。

どうやらパルマ歌劇場からの圧力だったようなのですが、いくらなんでも誰にも何も言わずにドロンはよくないのでは???

ベッリーニ歌劇場は、もう二度とカターニャの地に足を踏み入れるなと、大激怒。

しかし、怒っている間もなく、【スカルピア】探しをしなくてはならず、やっとOKがでたのが、最低でも6万回は【スカルピア】を歌った経歴のある【カッローリ】。

演技力はもちろん、存在感もあるし、彼なら!♪

歳が歳なだけに声がちょっと気になるけど、【スカルピア】には【良い声】は求められない。

ということで、早速リハ。

指揮者怒る!ほかの【スカルピア】をさがしてこーーーい!

声はだめ。リズム感なし。音を引っ張る。歌詞ミス・・・・

うーーーーん。確かに・・・・6万回も歌っちゃうとスコア見直すこともしなくなり、自分の【スカルピア】が出来上がっちゃう。

それを直していくのはほとんど無理。

でも。私的には十分【スカルピア】をこなしていると思うのだけど。指揮者を満足させるのか、観客を満足させるのか、どっちだ?といったところ。

28日のゲネプロは第一キャストだったのに、今度は第一キャストの【スカルピア】が急病のため、病院へ・・・・・・

つくづく【スカルピア】に縁のない【トスカ】だなあ。

さて。トスカはアメリカ人の・・・名前忘れた

【カヴァラドッシ】シチリア出身のリチートラ。
【スカルピア】第一キャスト急病のため第二キャストのカッロー二。
【演出】Raiunoの総裁でもある、ジャキー二。

トスカは、声にというか、テクニック的にちょっと問題がありそうだったけど全体的には演技も良かったし、○。声は良い声なんだけど、ちょっとゆれと広がりを感じました。

Davanti a lui tremava tutta Roma.....やっぱり、歌うとしらけるよなあ。せりふです。せりふ。

リチートラは、中音域はとても良かったけど、高音域にいくと、広がったところで押すような無理を感じました。ちょっとつながっていないかも・・・・・
そんなことより、ひとつどうしても許せなかったのは彼の2幕の音楽性と演技。
拷問されて、血だらけで部屋に入ってくるときはろくに歩けず、支えながら立っているのもやっとなのに、Vitto--ria,vittoooooriiiiiaaaaa!!
を歌うとき、コンクールのファイナルコンサートのように歌うのはなぜ?しかも音程がうわずっていた・・・・残念
せめてその前は、椅子からたつのもつらそうなはずなのに、起立!ってかんじで。。。。

あれはいけません。歌と演技が別々。娘までがおかしいよ。。。。と横でいっていました。

カッローリはさすが。入ってきただけで、存在感と威圧感が150%。
歌うとちょっと・・・・ていうか音程が全然わからなかった・・・・
ゴッビをもっと流したかんじ。

演出はまあ、ほぼ正統派。スカルピアの手下がサドマド愛好会みたいな衣装だったのがちょっとおもしろかったけど。

でも細かい演出はなかったな。手抜きが多すぎ。
3幕の朝4時。太鼓が鳴り出して朝日が昇ることを恐れるトスカのせりふとともに、照明も変わるはずなんだけど、単一照明のまま。

これくらいはきちんとね。書いてあるんだから。まあ、ゲネだから、ミスったのかもしれないし。

羊飼いの子供の歌は上手だったな。申し訳ないけどドミンゴJRより、マルティヌッチJRよりうまかった!

あと、前から思っていたけど、ベッリーニ歌劇場のチェロは最高!すばらしいです。3幕のはじめとか本当に良い音色だった・・・・

私的な意見をずらずら書いてみました。また顔出すので違った印象を受けるかもしれません。

しっかし、シャッローネとか、確か2コト(Tutto!)とかしかなかったと思うんだけど、わざわざ北から来るの、すごいよな。端役のほうが精神的にも懐的にもよかったりして・・・・
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2007年10月08日(月曜日)
オーデイション(カターニャ・フェニックス) 17:40   accademiacanto 
7.8日にわたって行われた歌劇場合唱オーデション、今年は劇場側もとるつもりがあったらしい・・・・

アリア3曲のほかにトロバトーレのパートも歌わせ、来期に向かってやる気満々。

2次まで残ったのは6人くらいだったか。。。。最後まではだれがいくんだろう?

フェニックスで行われたソリストオーデション(10月5日)はすでに最終選考まで絞られていて受けたのはたったの6人。

そのうち2人が合格して、来年度からカターニャで勉強し、オペラ契約を取れる可能性もあるそう・・・・

そのうちの一人が、今年行われたテオドッシュのマスターにも参加していたソプラノレッジェーロだそうで・・・・

ちなみにテオドッシュのマスターは一人30分程度でほとんど先生の舞台話だったとか・・・・

余談になるが・・・

このオーデション企画をしたテノール;マルチェッロ・ジョルダーニ、リチートラ両名のテノールはダニエラ・オーレンの振るアンドレア・シェニエで契約してたんだけど、オーレンに気にいられなくておろされたんだよねー。

誰が歌ったかはいわないけど・・・・

でも、ちゃんと劇場と契約してるのに、間際でおろされるとギャラってもらえないのかしら・・・・・
ちょっと悲惨

だって1ヶ月にわたるプローヴアとかしてるし。

1公演のギャラは1幕が終わった時点で支払い義務が生ずる、っていうけど。

まあそれはいいとして、オーデション(ソリストの)の審査委員メンバーによって受け入れるタイプの歌手が違うんだな。

やっぱり歌手が審査員になると、音楽性があって(個人的なもので十分よし)、テクニックベースがあればよしとする。

でも劇場関係者の目はもっと外見とか、もの振る舞いとか立ち姿とかそういうところもみるよう。いいんだけどね。

このことで、旦那とも色々話したけど

彼いわく・・・・

キャリア未経験の歌手が立ち振る舞いができないのは当たり前。
舞台に立つチャンスをあげなければいつまでたっても半人前。

ということで、演技が下手かろうがなんだろうが、テクニック的に歌える状態であればどんどん歌わせろ、っていう意見のようです。

まあ、そうはいっても限界はあるけど。でも確かに経験を貰う機会がなかったら経験ができない・・・・・ごもっとも。

その反面、(イタリアでも最近増えてきたけど)演出家が見栄えのいい歌手をほしがるようになってきた・・・・

誰でも知ってる歌手となれば別だけど、新人の場合はやっぱり必要なのかな。衣装作るのにサイズを申告したら契約破棄になったっていうケースも結構あるしね。

あーきびし。

すべてを持ってる人間なんてこの世にいるのかーーーーー???

さ、私もパレストラにいくかね。って勉強しろーーー!!!
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